MIDI打ち込み講座 一回目 ドラムス

DTM講座

こんにちは、XONE STUDIOのくまひろです。

 

前回はMIDI打ち込みについて説明しましたので、今回はドラムスのMIDI打ち込みについて説明致します。

ドラムスとは

ドラムスとはバスドラム(キック)、スネアドラム、ハイハットの三点が基本です。

ドラムスの三点がリズムの要になる事を理解して、バスドラムが低音を支え、スネアでアクセントをつけて、ハイハットでリズムを刻むのが基本的なドラムスだと言えます。

ドラムスの種類

バスドラム(キック)、スネアドラム、ハイハット、タム(ハイタム、ロータム、フロアタム)、ライドシンバル、クラッシュシンバル(スプラッシュシンバル、チャイナシンバル)などがあります。

 

MIDIでドラムスを打ち込むには大事な事があります。それはドラマーになった気持ちでMIDIを打ち込むことです!

ドラムスMIDI打ち込みのポイント

ドラマーは両手両足を使うので、同時に四音以上の音を打ち込むと、不自然なドラムスになります。

バスドラム

バスドラムを連続で打ち込みする時は、同じベロシティで打ち込むと不自然になります。

ツインペダルを使ってバスドラムを鳴らしますが、16分音符よりも細かくMIDI入力すると不自然になります。

スネアドラム

スネアドラムは基本的には左手で叩きますが、スネアロールなどは両手で叩く為、同じベロシティで打ち込むと不自然になります。

スネアドラムにはゴーストノート(捨て音)がありますが、それを意識してMIDI打ち込みすると生っぽいドラムスに近づけます。

ゴーストノートを打ち込む際は、聞こえるか、聞こえないかの、ベロシティで打ち込まないと不自然になります。

ハイハット

ハイハットはオープン、クローズ、フットペダルの三音が出せますが、同時に出せるのは一音です。

ハイハットを同じベロシティで入力すると不自然になります。

ハイハットも16分音符以上でMIDIを打ち込むと不自然になります。

クラッシュシンバル

クラッシュシンバルはバスドラムやスネアドラムと同時に鳴らさないと、ただのアクセントにしかなりません。

タム

タムはフィルインに用いられるので、意図しない限りタムを使い過ぎると、不自然になります。

上手なドラマーほど手数が少ないにグルーブ感を出しますので、様々なジャンルの楽曲を聴いて、どのようなドラミングなのかを耳コピする事で、ドラムスのMIDI打ち込み方が理解できるかと思います。

プロドラマーに頼む

どうしてもドラミングのコツがつかめない、グルーブ感のあるドラムスが打ち込めない、ドラムスを理解するよりもメロディや他のパートに集中したい方は、プロのドラマーにMIDI打ち込みを依頼するのも一つの手だと思います。

 

MIDIパッドやMIDIキーボードでは、打ち込めない緻密なドラミングが、低価格でプロのドラマーに頼める事は例を見ない事なので、遠慮せずにプロドラマーさんに依頼すると宜しいかと思います。

 

 

あなたにとって素敵な作曲生活が送れますように…。

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