ライブ配信講座⑫ ライブ配信会場

ライブ配信講座

こんにちはXONE STUDIOのくまひろです。

 

前回はライブ配信で使用するインターネット回線についてご紹介いたしましたが、今回は配信に適した会場について紹介していきます。現在のライブ配信よりも安定した配信をお考えでしたら、参考にしてみてください。

配信スタジオ

やはり一番安定した配信が出来るのは配信スタジオです。防音性・インターネット環境・配信機材など厳選されておりますので、この配信環境でトラブルが起こるのはヒューマンエラーぐらいです。

会場入り時間も30分前から入れるケースが多く、先に会場入りする事も多々あります。

メリット

  • インターネット回線が2~3回線あり、高速かつ安定している
  • 防音性能が高い
  • 機材が充実しており、定期的にメンテナンスを行われている

デメリット

  • スタジオ利用料金が貸し会議室と比べて高め
  • スタジオの場所によっては利便性が悪い
  • ケータリング対応なし
  • 現状復帰しなければならない
  • 喫煙所が近辺ない場合がある
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ホテル

最も安定した配信が出来るのはホテル会場です。インターネット回線もあり防音性能や音響・照明機器もある為、ハイブリッド型配信には最適です。借用料金次第ですが、ホテルと業務提携している音響・照明担当者がいるのもかなり心強いです。

メリット

  • 機材事前発送可能
  • ケータリング対応可能(オプション)
  • 設備利用可能(オプション)
  • 防音性高い
  • 現状復帰をしなくて良い
  • 喫煙所が近くにある場合が多い

デメリット

  • 会場利用費用が高い
  • 会場が広すぎる場合はケーブル長が必要になる
  • 場所によってはアクセスが悪い

会場入り時間も30分前ぐらいでしたら猶予がありますので、なるべく早く会場入りした場合は、ホテルフロントに相談するかロビーで待ちましょう。

貸し会議室

次に安定した配信が行えるのはTKPなどの貸し会議室です。こちらは専有有線がある可能性が高い為、ホテル会場の次に優先的に利用したいです。たまに電源タップが足りない場合も多少なら無料で貸し出しもある為、非常に便利です。

メリット

  • 機材事前発送可能
  • 駅前などでアクセスし易い
  • ホテルや配信スタジオに比べて会場利用料金が安い
  • 専有有線が安定している
  • 電源タップなら無料で貸し出ししてくれる
  • ケータリング対応可能(オプション)
  • 近辺に喫煙所がある場合が多い
  • 現状復帰をしなくて良い

デメリット

  • 借用時間に厳しい
  • 防音性が低い
  • 追加設備使用に関してはオプションになる

しかし会場入り時間が早くても15分前となりますので、あまり早く会場入りして会場担当者を困らせないようにしましょう。

お客様所有の会議室

流石にお客様所有の会議室の写真を入れる事は出来ませんが、こちらも安定した配信が可能な場合があります。

メリット

  • 機材事前発送可能
  • 会場利用料金が無料
  • 電源タップは貸し出ししてくれる

デメリット

  • セキュリティが厳しい可能性が高い
  • インターネット回線を使えない場合が多い
  • 防音性が低い
  • 喫煙所がない場合が多い
  • ケータリング対応不可
  • 現状復帰をしなければならない

公立文化施設

前職では公立文化施設職員でしたが、リアルイベント配信する場合は会場で配信場合があります。よくテレビ局が取材のための収録に来る事がありましたが、インターネット環境が整っていないため、安定した配信が難しい場合があります。

メリット

  • 機材事前発送可能
  • 防音性が高い
  • ホテルや配信スタジオに比べて会場利用料金が安い(控室まで附属する)
  • 電源タップなら無料で貸し出ししてくれる

デメリット

  • 場所によってはアクセスし難い
  • インターネット環境が整っていない場合が多い
  • 設備を利用する場合は追加料金が必要
  • ケータリング対応不可(客席は飲食不可な場合が多い)
  • 近辺に喫煙所がない場合が多い
  • 現状復帰をしなければならない

野外

野外の配信はあまり経験がありませんが、スポーツ試合などは野外が多いためかなり難しい環境での配信となります。

メリット

  • 景色が素晴らしい場合が多い
  • 近辺に喫煙所がある場合が多い

デメリット

  • 機材事前発送不可
  • 防音性がなし
  • 場所によってはアクセスし難い
  • インターネット環境が整っていない
  • ケータリング対応不可
  • 会場が広いためかなりのケーブル長が必要になる
  • 現状復帰をしなければならない

あまりデメリットしかないですが、スポーツ配信は会場が限られるため十分な下見やテスト配信が必須になってきます。

まとめ

今回はライブ配信会場について説明しましたが、配信の運用難易度順で考えますと、配信スタジオ・ホテル・貸し会議室・お客様会議室・公立文化施設・野外となります。

今後は他にも配信会場となるライブハウス・ナイトクラブ・クッキングスタジオなど、配信場所が増える事が見込まれますので、その都度この記事を更新したいと思います。

皆さんもお勧めのライブ配信会場があればコメントをお願いいたします。

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