ライブ配信講座⑪ インターネット回線

ライブ配信講座

こんにちはXONE STUDIOのくまひろです。

 

前回はライブ配信に使用するビデオミキサーについてご紹介いたしましたが、今回は配信に最も重要なインターネット回線について紹介していきます。現在のライブ配信よりも安定した配信をお考えでしたら、参考にしてみてください。

インターネット回線とは

DX化が進む現代においてインターネット回線を知らない人はいないと思いますが、スマホやパソコンの端末からクラウド上のサーバーにアクセスするために使用するのがインターネット回線です。

例えばスマホからYouTube動画を視聴するには、スマホでYouTubeアプリ起動→動画検索→動画再生をリクエスト→サーバーからストーリーミング→スマホで動画視聴という流れになっております。

その他にも動画やファイルやデータをダウンロードやアップロードしたりするにもインターネット回線が必要になりますので、現代社会においてインターネット回線がなければ、昭和以前の時代に逆戻りすると言っても過言ではないと思います。

インターネット回線の種類

次にインターネット回線の種類について説明しますがかなり細かい説明となりますので、通常の配信に使用する優先度の高いインターネット回線にだけ説明していきます。

専有有線回線

一番安定して回線速度が速いのが、専有有線回線です。これはこの回線は独立しておりしかも優先になっている状況です。最近では1Gbpsと言って1秒間に1GBのデータをやり取り出来る回線が増えておりますので、XONE STUDIOの専有有線回線はダウンロードのみ1Gbpsになる事も多く、そこで回線を分岐させても300Mbps以上は確保されている状態ですので、非常に高速で安定した配信を行う事が可能です。

共有有線回線

次に高速かつ安定度が高いのが、共有有線回線です。こちらはどのくらい共有されているのかが不明ですので、会場のネット環境によっては遅く不安定になる事もあります。株主総会などの絶対に配信トラブルを起こせない場合では、リハーサル日に併せて専有有線回線を敷設して頂く事もあります。

それからリハ中や配信中には他のネット使用を控えて頂く事を周知するなどを行う事もあります。

モバイル回線

モバイル回線は大きく分けて、ドコモYモバイル(ソフトバンク)WiMAX(AU)があります。他にもどんな時もWi-Fiなど上記三社のネット回線を回線速度に応じて選ぶ事もありますが、私の経験上ではあまり速度が出ない印象ですので、優先度としてはドコモ or Yモバイルを使用する事が多いです。

実際に配信ではバックアップや受講としてモバイル回線を使用する事が多いですが、Youtubeなどの1080p配信を行う場合は、一日3GB制限問題に十分気をつけてください。

イベント Wi-Fi BOX

イベントWi-Fi BOXは株式会社ファイバーゲート社のサービスで、今年の株主総会でお客様が手配されていた機器となり、3キャリアのモバイル信号一つにまとめて有線LANで通信出来る機器となります。

実際にはさほど高速ではありませんでしたが、安定した配信を行う事が可能でした。

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LiveU Solo

画像出典:LiveU Solo

私は使用した事はありませんが、LiveU Soloという機材も好評があるみたいです。

こちらはHDMIやSDI信号を最大6回線のインターネット回線を1本にまとめて最大ビットレートは8Mbpsで配信出来る機器です。

LiveU Solo PRO

まとめ

ライブ配信にはインターネット回線が不可欠です。一番お勧めは専用有線で高速化つ安定したインターネット回線を使用し、万全なライブ配信を行ってみてください。

このブログがライブ配信のお役に立てれば幸いです。

 

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