TASCAM DR-44WL レビュー

動画公開

こんにちは、XONE STUDIOのくまひろです。

 

XONE STUDIOでは、SENNHEISER MKE600を導入以前に、TASCAM DR-44WLを使用しておりましたので、MKE600の音質と比較してみました。

TASCAM DR-44WL

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TASCAM
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TASCAM DR-44WLとは

TASCAM DR-44WLはリニアPCMレコーダーで、XーY方式のステレオ内臓マイクと、XLRとTRSコンボ入力端子を備え、+4dBuラインレベルや+48Vファンタム電源内臓ですので、4トラックレコーディングが出来るプロ仕様の、モバイルレコーダーとなります。

 

特徴

Wi-Fi機能が搭載されておりますので、DR CONTROLというアプリをダウンロードしたスマートフォンやiPhoneで遠隔操作や、データの転送が可能です。

レベル調節機能・オートトラックインクリメント機能・オートレック機能・オートマーク機能・オートディバイド機能があります。

 

仕様

記憶メディア:SDカード(HC・XC対応)

ファイルシステム:FAT16/32,exFAT

WAV/BWF サンプリング周波数:44.1kHz・48kHz・96kHz

量子化ビット数:16Bit・24Bit

MP3:44.1kHz・48kHz

録音ビットレート:32k・64k・96k・128k・192k・256k・320k bps

再生ビットレート:32kbps~320kbps

チャンネル数:4チャンネル

4CHモード:モノ4ファイル・ステレオ2ファイル

MTRモード:モノ4ファイル

EXT MIC/LINE IN:XLR/TRSファンタム電源対応

入力インピーダンス:2.2kΩ以上

マイク基準入力レベル:-17.3dBu+/-2dB

マイク最大入力レベル:-1.3dBu+/-2dB

ライン基準入力レベル:+4dBu

ライン最大入力レベル:+20dBu

アナログオーディオ出力:3.5mmステレオミニジャック

ライン基準出力レベル:-14dBV(10kΩ負荷時)

ライン最大出力レベル:+2dBV(10kΩ負荷時)

ライン最大出力:20mW+20mW(32Ω負荷時)

周波数特性44.1kHz:20Hz~20kHz +1dB/-3dB(EXT IN to LINE OUT

周波数特性48kHz:20Hz~22kHz +1dB/-3dB(EXT IN to LINE OUT

周波数特性96kHz:20Hz~40kHz +1dB/-3dB(EXT IN to LINE OUT

歪率:0.05%以下

S/N比:92dB以上

USBコネクター:Micro-Bタイプ4ピン

USBフォーマット:USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス

Wi-Fi対応規格:IEEE 802.11b/g/n(2.4GHzのみ)

Wi-Fi通信モード:簡易アクセスポイント(Limited AP)

Wi-Fiセキュリティー:WPA2・PSK(WPS2.0対応)

三脚取付用穴 1/4インチ・カメラネジ

電源:単3電池4本(アルカリ電池・ニッケル水素電池)・パソコンからのUSBバスパワー・専用ACアダプター・別売り専用ACアダプター

外形寸法:79×162.2×42.5mm(W×H×D)

質量:電池入り346g/電池なし251g

付属品:4GB MicroSDHCカード(SDカードアダプター付き)・USB接続ケーブル・専用ACアダプター・ウインドスクリーン・マイクスタンドアダプター・シューマウントアダプター・ソフトケース・動作確認用単3電池4本・取扱説明書(保証書付)

ここまでのスペックで少し気になる点は、ラインアウトがステレオミニジャックだけという点ですね。XLR出力やTRSステレオジャックがあれば、もっと良かったですが、上位機種のDR-100mkⅢもステレオミニジャックですので、出先では、MDR-CD900STではなく、MDR-7506を使用すべきですね。

DR-44WL音質

では肝心の音質ですが。非常にクリアです。X-Y方式のコンデンサーマイクですので、環境ノイズは拾いやすいですが、クリアな音質で収音・録音できます。

SONY MDR-7506

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MDR-7506は世界中のスタジオで導入されているMDR-CD900STのステレオミニジャック版で、長時間の着用は耳が疲れますが、モニター音質としては最高のヘッドフォンで、XONE STUDIOでは野外撮影のモニターヘッドフォンとして重宝しております。

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比較対象機材紹介

DR-44WLとMKE600の比較を行う前に、MKE600とDMW-XLR1を紹介致します。

SENNEISER MKE600

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MKE600は、モノラルショットガンマイクで、インタビューには最適なコンデンサーマイクです。2名以上のインタビューには向きませんが、スタジオで自撮り撮影するには最適なマイクです。

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Panasonic DMW-XLR1

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GH5にMKE600を接続するためには、DMW-XLR1かKA600が必要です。今回は高音質で比較するために、DMW-XLR1を使用しました。

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比較レビュー

DR-44WLとMKE600+DMW-XLR1と比較しましたが、MKE600のほうが環境ノイズは拾いにくく、モノラルショットガンマイクロフォンらしいセンターに定位したクリアな音色に感じました。

DR-44WLも環境のノイズは拾いますが、クリアな音質ですので、撮影状況に応じて使い分ける必要が出来ます。インタビューならMKE600ですが、フィールドレコーディングならDR-44WLといった感じです。

レビュー動画

今回のレビュー動画は長くなりましたので、全編・後編に分けております。前編はメニュー設定で、MKE600と比較レビューは後編です。では編集した動画をご覧ください。

メニュー設定や比較はいかがだったでしょうか?

宜しければ、高評価やチャンネル登録をお願い致します。

 

このブログ記事作成で気づきましたが、電源設定はアルカリではなくニッケルも選択可能でした。

少し環境ノイズが気になりますが、使い方によっては、重宝しそうです。

 

まとめ

ステレオ感を重視したフィールド撮影なら、TASCAM DR-44WL

インタビュー用なら、SENNHEISER MKE 600

GH5に外部マイクを装着するなら、Panasonic DMW-XLR1

DR-44WLに最適なヘッドフォンは、SONY MDR-7506

今後も、マイクロフォンやカメラの各設定方法や、動画公開を行ってまいります。この商品を紹介して欲しいなどのリクエストは、コメントやメッセージをお願い致します。

 

あなたにとって、素敵な撮影生活が送れますように…。

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