こんにちは、XONE STUDIOのくまひろです。
前回は作曲してメロディにコードをつける事を説明しましたので、今回はテンポについて説明致します。
テンポとは
テンポとは一分間に拍の数の事で、表記はBPM(Beats Per Minute)です。
五線譜では =60と表記することも多いです。
みなさんが一番身近にしてるテンポは60BPMで、時計の針が一分間に刻む拍を表しています。
テンポは速さ、拍数、グルーブの三つが、お互いに影響しあって形成されます。テンポの速さによって音楽のジャンル分けされるぐらい、速さは大事な事です。ゆっくりなテンポならバラードのような曲になりますし、速めなテンポならイケイケな曲になります。
ジャンル分けテンポ
クラブ系音楽のテンポの目安は、
レゲエ 70~110
ヒップホップ 80~110
ハウス 100~130
EDM 120~130
テクノ 120~150
トランス 130~150
ユーロビート 130~160
ダブステップ 140~180
ドラムンベース 150~180
ハッピーハードコア 160~200
他にもクラブ系には様々なジャンルがありますが、最近のジャンルは他のジャンルと、融合して作られたジャンルですので、作曲したいジャンルの曲のBPMを、実際に計って参考にして下さい。
拍子とは
拍数は基本的に4拍子系と3拍子系に分かれています。
現在のすべてのジャンルは基本的に4拍子です。
ワルツなどは3拍子です。
グルーブとは
グルーブとはノリとも言われていて、大きく分けるとストレート系、3連符系、スイング系に分けられます。
ストレート系はロックなどで多く使われています。
3連符系は演歌などで多く使われています。
スイング系はジャズなどで多く使われています。
日本人特有のグルーブ
日本人はストレートのグルーブ感が、生まれながらに備わっていると言われてます。
会合での閉めの挨拶で使われている一本締めは、拍手にばらつきがなく一本で締めれるのも、日本人だからだと言われています。
黒人さんのグルーブ
黒人さん達が演奏するブラックミュージックの根源は、アフリカ音楽だと言われているので、アフリカ音楽のノリからシンコペーションが生まれました。
作曲する際にはテンポにも十分に配慮して作曲して下さいね。
私も作曲するときは予めテンポを設定する事が多いです。
あなたにとって、素敵なDTM生活が送れますように…。
コメント