こんにちはXONE STUDIOのくまひろです。
前回まではライブ配信講座では、ライブ配信に関しての基礎知識を解説していきましたが、今回はPinPについて解説していきたいと思います。すでにライブ配信している方でも、PinP運用については悩む事もあるかと思いますので、この記事を参考にしてみてください。
PinPとは
PinP=ピクチャーインピクチャーと呼びまして、ライブ配信では資料スライドとカメラ映像を同時に一つの映像にする事を指します。
素材確認
こちらのPinP映像ではカメラ映像が16:9に設定しております。
資料スライドも16:9に設定しております。
PinPパターン
PinPには様々なパターンを作る事が可能です。ビデオミキサーをATEM MiniとVR-4HDに選定して検討してみます。
ATEM Mini
ATEM MiniでのPinPでは資料スライドの上にカメラ映像が重なる事となります。これでは資料スライドにカメラ映像が邪魔になる場合がありますので、演者の背景にグリーンバックスクリーンを使用し、クロマキー合成する事もあります。
これでスライドの見切れが少なくなりましたが、スライドの内容によっては文字が見えなく場合がありますので、今後はVR-4HDを使用した映像をご確認ください。
Roland VR-4HD
カメラ16:9、資料スライド16:9でのPinPとなります。この状態ですと黒画面の部分が多く、スライドが小さく表示されますので、4:3にスライドを作成して頂く事が多いです。
カメラ16:9、資料スライド4:3でのPinPとなります。通常のPinPといえばこの配置する事が多いです。
ここからはVR-50HDを使用したPinPをご紹介いたします。
Roland VR-50HD
資料スライド16:9、カメラ4:3でのPinPです。イベント系でのPinPはこの配置が多いです。
さらにアレンジした資料スライド16:9、カメラクロマキー、背景に別スライドを使用したPinPにする事が可能です。
まとめ
今後のライブ配信ではPinP映像が主流となりますので、ビデオミキサーでPinPの操作方法を確認し、配信映像作りを行ってみてはいかがでしょうか?
今後は機器によるPinPの絵作りについて解説していきます。コメントを頂きましたらその内容を基に記事を更新していきますので、宜しくお願いいたします。
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